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2016年4月10日日曜日

片道150キロの末に得たもの

 土曜日の朝の話。
朝2時に起床、3時間のドライブ後、大里松原海岸に到着。
相変わらず人多し。

準備を終え、海岸をジャリジャリと歩き投げられる隙間に入り込む。
この時点で既にだいぶ明るい。5時半くらいか。
新しく買ったシマノのシースパローを結びブン投げる。
ものすごい安定飛行で飛んでいく。噂通りめちゃくちゃ飛ぶ。
100mくらい行ったかも。海燕の名は伊達じゃないな。

しばらく投げるも反応が無い。
じゃあルアーチェンジ・・・・したいのだが、なぜかライジャケにあるはずのプライヤーが見当たらない。
どうやら準備をしてたとき車に忘れてきたらしい。
プライヤーが無いとスプリットリングもフックも外せないじゃないか。
仕方なく車まで取りに戻ることに。出だしからグダグダだった。

トボトボと車まで歩いて戻る途中、黄色いジャケットのおっちゃんと挨拶。
「昨日そこで上がっとったで」 「へえー」
何が? お魚ですよね。 まさかアレじゃないですよね。
ちょっとワクワクしてきた。

プライヤーを取って再び浜に戻ると、なんとさっきの黄色いおっちゃんが魚と格闘していた。
「2投目できたわ」「すぐ近くをビュー泳ぎよん見えたで」「竿がやらかいき、上がらん」
右に左に走り回るは青物確定。しかもまあまあではないか。
しかしこのおっちゃん、竿一本と小さな白いスーパー袋一個しか持ってない。
こりゃ無理かな、と自分がタモを取り出す。手際悪く掬おうとするも・・・魚がでかくてなかなか入らない。
モタモタしてるとラインが切れちゃいそうなんで、タモ網にルアーが引っかかった状態でズリ上げた。
上がったのは楽々60オーバーのハマチ。
以前宇和島で見たのより、かなり白っぽい。水温低すぎ?
そしてすかさずルアーチェック。イワシカラーのミノー、90mmくらいか。ふむふむ。

おっちゃんが場所を空けてくれたので、ありがたく投げることにする。
イワシカラー持ってない。仕方なくピンクのヒラメミノーを投げるも反応無く。
隣で投げてるおっちゃんの動かし方も観察してみる。ふむふむ。
早巻き、ロングジャーク、早巻き、ロングジャーク。真似してみるも反応無く。
そういやあの竿、かるく4mはあるなぁ・・・磯竿か?あの長さのジャークじゃないとダメなのかな。

同じタイミングで少し離れた場所でもう1匹釣れてた後は、誰もが反応ゼロ。
ジグを引いてるときに2回だけ急にフワッとテンションが変化したんだが、もしかして魚だったのかな・・・
もしそうならジグを見切られてるのかもしれない。もうちょっと早巻きのほうが良かったかも。


7時を過ぎる頃には人がまばらになり、自分も撤収。
大里海岸、一応は青物が回遊してるようだが、数はあまり多くないみたいだ。

結局タモ網だけ生臭いという・・・
まぁ釣れるのが分かったのは収穫かね。

あと課題もできた。
水面系で竿をジャークして引いてきた後、ラインの巻き取りが足りてないようで、何度かラインがモジャモジャに絡んでしまった。
ラインが絡まないように操作する感覚を身に着けねば。


帰りにちょっと寄り道。
日和佐道路を下りて、由岐漁港へ。


 こりゃあイカにも親イカが入りそうな感じの場所。白い砂地にホンダワラがまばらに生えていてすごく良い感じ。
ただこの日はちょうど大潮の干潮時で、手前の基礎が完全にむき出しになって釣りが出来る状態じゃなかった。
タイミングが合えば、良い釣りができるかもしれない。またここに寄ってみようかな。

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